これは、
旧軽井沢駅舎の再築保存施設だそうです。もとは明治43年に改築されたもの。
軽井沢と言う地は、カナダ人宣教師に避暑地として見出され、以来、皇族・外国人・財界人などが
訪れるようになったのだとか。なので駅舎も品格があるわけですね。
今では、記念館として公開されています。前回紹介したEF63機関車もそのひとつ。
そして今回はこちらを紹介しましょう。10000型
電気機関車。
登場は1
911(明治44)年。ドイツ製の機関車だそうです。
「
アプト式」と書いてありますが、発明者のローマン・アプト氏がその名前の由来。
この
アプト式と言うのはレールとレールの間にラックというものを敷き、機関車からは歯車を出して
歯車とラックをかみ合わせることで急勾配を登れるようにした線路のことです。
上の写真、よくよ~く見ると真ん中にラックがちゃんとありますね。
名前だけは聞いたことのある
アプト式でしたが、本物を見るのは初めてで嬉しかったです。
一通り館内を見終わり、退出。さぁ帰京だ~、と思ったら・・・
おや、こんなものを発見。
今は無き、軽井沢と
草津を結ぶ「草軽電鉄」という鉄道の
電気機関車だったものだそうです。
軽便鉄道だったようで、車体は小さかったです。機関車とは思えないこの形が何とも言えない・・・。
んで、こんどこそ帰京、上野に到着です。旅行はこれにて終了~。
ご覧くださいましてありがとうございました m(_ _)m
2010年も信州旅行-終