2009年8月 八甲田大岳頂上
「雲の中の頂上」
そして風も吹きつけてきます。
帽子をかぶっていたのだけど、飛ばされそうな位!
帽子をかぶっていたのだけど、飛ばされそうな位!
湿原も終わり、再び森の中へと入っていったのですが、
鬱蒼とした森、視界の利かない霧の中、どうどう押し寄せる突風。
鬱蒼とした森、視界の利かない霧の中、どうどう押し寄せる突風。
とても心細いですね。
こんな状況は何度か体験したことがありますが、やはり不安は拭えません。
こんな状況は何度か体験したことがありますが、やはり不安は拭えません。
あまりの風の強さに「撤退」という選択肢を覚悟しつつも、とりあえず大岳避難小屋までは決行。
「避難」、文字通り「難を避ける」の意味合いで小屋の中に入りました。
「避難」、文字通り「難を避ける」の意味合いで小屋の中に入りました。
風をしのぎ、人もいるとやっぱり安堵しますね。つかの間の休息。
少し考えましたが、意を決して頂上へ向かうことにしました。
風は要注意だったけど、雨は降ってなかったし、雷も大丈夫そうだったから。
少し考えましたが、意を決して頂上へ向かうことにしました。
風は要注意だったけど、雨は降ってなかったし、雷も大丈夫そうだったから。
この先は樹高の高い木もなくなり、遮るものがなく、風が全身に容赦なく当たって来ます。
何度身を持って行かれたことか!よろめきながらの山行です。
何度身を持って行かれたことか!よろめきながらの山行です。
先は全く見えなくて、どの辺にいるのかも見当がつきません。
あぁ平坦なところに出たと思ったら、何とそこが頂上。
あぁ平坦なところに出たと思ったら、何とそこが頂上。
雲に覆われ、上の写真の通り何一つ眺めるものはありませんでした。
飛ばされるほどの強風で、カメラ構えるのも一苦労。
飛ばされるほどの強風で、カメラ構えるのも一苦労。
頂上標識、陰影に乏しくて見づらいですが、
と、書かれてあります。
時折太陽がどこにあるか分かるくらい明るくなるときがあったので、
雲が晴れるのを期待しましたが、結局このときは晴れませんでしたね。
時折太陽がどこにあるか分かるくらい明るくなるときがあったので、
雲が晴れるのを期待しましたが、結局このときは晴れませんでしたね。
再び前進。反対側の仙人岱へ下りていきます。
続く