2009年8月 小岳より高田大岳を望む
「難儀」
小岳頂上。
北方の八甲田大岳も良いですが、東方の高田大岳も見逃せません。
見よ、この眺め!
北方の八甲田大岳も良いですが、東方の高田大岳も見逃せません。
見よ、この眺め!
「どうにか向こうまで行けないだろうか」
と思うのは当然なれど・・・前にも書きましたが、時間が中途半端。
ガイドブックの所要時間より速いペースでここまで来たんですがねぇ・・・
ガイドブックの所要時間より速いペースでここまで来たんですがねぇ・・・
気にするその「時間」というのは「夕方まで下山できるか?」ではなくして
「夕方まで盛岡に帰着できるか?」という意味。
「夕方まで盛岡に帰着できるか?」という意味。
実は夜に約束があったんですね(^▽^)(^▽^)(^▽^)
「この調子なら、まぁ何とか大丈夫だろう」と踏んで再び前進したんですが、
しかし、そうは甘くは無かったのです・・・。
しかし、そうは甘くは無かったのです・・・。
ここから先は人もまばらなところで、一転して狭い歩きにくい道の連続。
鞍部までの下りは特にひどくて、雨水で土がえぐられ、道路脇の側溝を
2倍3倍深くしたような道をそろそろと歩くことしばらく。
2倍3倍深くしたような道をそろそろと歩くことしばらく。
泥んこのぐちゃぐちゃ道もあったし・・・
思わぬペースダウンで若干焦った私は、ここでムリしてしまいました。
思わぬペースダウンで若干焦った私は、ここでムリしてしまいました。
再び始まった上り坂を急いでしまい、バテバテになったのです。
晴れ間から降り注ぐ熱い太陽も拍車をかけたのでしょう。
足を上げる事すらしんどくなってしまい、強風で倒されそうになること数知れず。
気力も削がれる一歩手前でした。
晴れ間から降り注ぐ熱い太陽も拍車をかけたのでしょう。
足を上げる事すらしんどくなってしまい、強風で倒されそうになること数知れず。
気力も削がれる一歩手前でした。
しかし、頂上が近いと分かるとにわかに元気付くようで、
「ヤッター、着いた!」と思ったが、標識も何も無い・・・。
「ヤッター、着いた!」と思ったが、標識も何も無い・・・。
先を見るとなだらかな地面がまだ続いていて、しまった向こうが山頂か!
もの凄いぬか喜び、あれはガックリ来ましたね・・・。
もの凄いぬか喜び、あれはガックリ来ましたね・・・。
モーこれが最後、本当に力を振り絞るようにして、あと少しを歩ききり、
今度こそ高田大岳山頂、到着です!
奥に写っているのが、まんまと騙されてしまった(笑)ニセ頂上。
今度こそ高田大岳山頂、到着です!
奥に写っているのが、まんまと騙されてしまった(笑)ニセ頂上。
朽ちたのだろうか、本当の頂上にも標識はありませんでしたが
祠が祀られてありました。厳しい自然に耐え続け、素朴な趣が感じられます。
祠が祀られてありました。厳しい自然に耐え続け、素朴な趣が感じられます。
疲労困憊なるも、何とか踏破出来たことをありがたく奉告。
続く