2008年7月 青森にて
2008北海道旅行記-その2(旅行編-その2)
いざ出発!
旅立ちは盛岡の実家から。
最寄り駅まで歩いて、そこから盛岡駅まで電車で行くことに。
予定通りだと新幹線発車20数分前に到着するので、時間に余裕があるハズだった。
ところが・・・
定刻の時間に列車が来ない。
私:「列車来ないんですか?」
駅:「すみません、遅れてるみたいなんですよ」
私:「どの位遅れているんですか?」
駅:「20数分くらいですね~」
私:「!!!」
20分だと!?まともに待ってたのでは新幹線に乗り遅れるではないか!
すぐさま運賃を払い戻してもらい、電話ですぐにタクシーに来て貰う。
程なくやって来たタクシーに早速飛び乗る。
この時点で発車10数分前。
10数分―――― 間に合うかは非常に非常に微妙なところ。
交差点をうまく抜けられれば若干の余裕を持って到着出来るのだけど、
ことごとく赤信号に引っかかってしまったら・・・。
そうそう、新幹線に乗り遅れたら何が起こるかと言うと、
青森発札幌行きの夜行「はまなす」号に乗り遅れてしまうので、
青森で一夜を明かし、あぁ要らぬ出費が・・・
翌日は移動のみに時間を費やし、したかったことが何にも出来なくなってしまう!!
し、初っ端から歯車がメチャクチャに狂ってしまうのか!?
ウォォォォ!!頼むから間に合ってくれ~~~~。
しかし、事の重大さとは裏腹に私は意外と落ち着いていた。
遅延発覚の時点で青森一泊は既に覚悟していたからかな?
タクシーは信号待ちがあったり無かったりしながら駅へと快走。
近づいても尚、間に合いそうか間に合わなさそうかは未だ不明。
そしてようやく盛岡駅到着!発車3分前。
タクシーの運転手さんには本当に感謝だった。
お礼を述べて、すぐさまスタートダッシュ!!
階段駆け上り、改札突破し、更にエスカレーターを駆け上がると
新幹線は既に入線していた。すぐさま乗り込み席に座って
一安心だ~~と、一息ついたら、間もなくブイ~ンと発車した。
危機一髪だった・・・。ところが!
列車遅延はこれだけじゃぁ無かった。
八戸駅で乗り継ぐ特急「つがる」号の発車も遅れるって!?
原因は・・・
去る7月24日、岩手県を震源とした震度6強の地震。
震度の割りに被害が軽微だったものだから、あっという間に忘れ去られ、
私もすっかり忘れてしまい、なので鉄道も大丈夫だろうと思ったら・・・
震源に近い八戸-三沢間は安全のため徐行運転・・・、だって。
旅立ちから痛恨の一撃を食らわせた一連の列車遅延はこの地震が原因だったのか。
そういう訳で「つがる」号、他列車の接続を待って20分遅れで発車。
三沢まで徐行だから、予定よりも30分強の遅着予定。
30分・・・。これだと乗るはずの「はまなす」号には乗り遅れてしまう・・・。
あぁ、やっぱり青森で予定外の一泊か!?、と思ったら、
「はまなす」は到着を待ってくれるって!!!\(^▽^)/ あぁ、ヨカッタぁ~。
予想通り30分以上の遅れで青森到着。「はまなす」は待ちに待っているので
乗り継ぎ客を全て乗せ次第、すぐに発車するハズ。
悠長に写真なんか撮っているヒマはなかった。
結局、青森で撮れたのはこの行先表示くらいだった、トホホ。
予定通りだったら編成丸ごと撮るつもりだったのに・・・。
何とか「はまなす」に乗り、北の大地、北海道へ!
しかし・・・、10年前の北海道も散々だったし、
ひょっとしたら今回も・・・とか、俺は北海道に嫌われているのか?
とか要らぬ妄想が頭をよぎる。
とか何とかセンチなことを言ったけど、このドリームカー、座り心地が良かったので
すぐに忘れてグッスリと寝ちゃいましたが(笑)。
次に目を開けたらそこは北海道なのでした。
続く