やまびこ停車場

ただいま、過去に投稿した記事の一部を非公開にしております。

盛岡へ帰省~夏休み東北縦貫号~

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2010年8月  福島にて
 
 
583系使用の臨時列車「夏休み東北縦貫号」。今夏はこれに乗って盛岡への帰郷を果たしました!
 
鉄道趣味人にとって移動手段としての列車乗車は、趣味と実益を兼ねたウレシイものでありますが、
ここまで絶好の条件が揃うことは、そう多くはありません。
 
往年の名車・583系電車にただ乗りたいが為に遠方から来る人、
岩手へ、盛岡へ、さらにそのまた北方へ青春18きっぷを使ってリーズナブルに行きたい人。
 
客層を見ると大体その2つに分かれる感じでしたが、私はどちらにも該当でしたヨ。
「俺の為の列車!」な~んてコッソリ偉そうに自己満足に浸る。
 
下り方面は郡山発盛岡行き、上り方面は仙台発黒磯行き、という変わった運行でしたが、
もちろん私は下り列車での乗車。この変則的な運行は一体なんなのでしょう???
 
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これまた福島にて。停車時間が長かったのはこの福島のみでした。
ここぞとばかりに私らファンは、ホームへ飛び出し記念撮影。
 
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車両前面をクローズアップ。
列車を識別するイラストマーク。そしてその上にあるのは、特急マーク。
国鉄時代には当たり前の存在でした。今でも優れたデザインだと思っています。
 
ここで2つの写真を並べます。下は郡山にて、さらにその下は福島にて撮影。
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違い分かりますか?「快速」と「臨時」。
この列車は「臨時快速」なのでどちらも正しいのですが、同じ列車で表示が違うのが不思議!
私はどの駅も統一されてるものだとばかり思っていました、意外でしたね~。
 
福島より先は、粛々と停まっては発車のくり返し。
ボックスシートに座りっぱなしは少し疲れましたが、新幹線も未だ無い時代に想いを
馳せながら車内を過ごすのが面白くて、全く苦ではありません。
 
盛岡以南の東北本線で特急型車両(当然国鉄型)に乗るのは長年の憧れだったのです。
 
列車はどんどん北上。
仙台で乗降が目立ったのはやはり当然でしょうが、岩手県に入り、一ノ関と平泉でも乗降が
目立ったのには想像が付きませんでした。
 
5時間の旅を終え、終点盛岡に到着。
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特急「はつかり」が現役だった頃と比べると、盛岡駅の雰囲気は随分変わりました。
かつて見た光景がどんどん変わっていくのには寂しさを感じますが、しかし故郷は懐かしくて落ち着く。
無事実家へと辿り着いたのでした。
 
 
おまけ
一足先に到着していた「さんりくトレイン宮古」号。
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