やまびこ停車場

ただいま、過去に投稿した記事の一部を非公開にしております。

十和田湖とその周辺

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2002年春  十和田湖

いつの間にかGW北東北おススメガイドシリーズその3!

秋田、岩手ときたから次は青森っ!
というわけで十和田湖

念のために言うと、十和田湖は秋田・青森県境に位置していて、
なおかつ、江戸期より郡の境界が曖昧なため、両県の正確な
境目は現在も決まっていない。

しかし個人的には、十和田湖に行くと青森側の景勝地も決まって
寄っていったから「十和田湖青森県」のイメージ。そんなわけで
取り敢えず、青森のおススメガイドということで・・・。

このときも、青森市三内丸山遺跡を見てから
酸ヶ湯(すかゆ)温泉→奥入瀬(おいらせ)渓流→十和田湖畔と巡って
弘前市より少し南の大鰐(おおわに)温泉で一泊のコースだった。

じゃぁ、三内丸山遺跡から。
はっきり言って、考古学にはち~っとも興味アリマセン(笑)
歴史好きの私も人並み程度の観覧で済ます。
・・・が、塔みたいな巨大木造物を復元したものがあって、
縄文人がこんなのを作ったとはスゲー、と素直に感動。

次っ、酸ヶ湯温泉
青森市から国道103号線をひたすら南下。左側には雪中行軍で
有名な八甲田山がずっと見える。さすがに降雪量はハンパではなさそうで
GWのこの季節にして、残雪をたっぷりと纏っていた。

んで酸ヶ湯。文字通りすっぱい温泉。実際に飲んで確かめましたから、えぇ(笑)。
飲用泉でもあり、湯口にはコップがご丁寧に置いてあった。
飲んで偽らざる感想を言うと、

「レモンの絞り汁を飲んでいるみたい☆」(笑)

実際はそんな口をすぼめるほど酸っぱくはなかったが、
真っ先にレモンを連想したのは事実ナリ。

そしてその後は、奥入瀬渓流へ。
みちのくの春は遅いもので、連休になってようやく若葉が芽吹き始めた。
綺麗だったケド、個人的には盛夏の清涼感漂う頃の方がお気に入り。
有名観光地だけあって、人はヤッパリ多かった。

湖畔をしばし走り、大鰐温泉へと向かう。
その途中の展望台で撮ったのが上の写真。場所は失念。
多分、御鼻部山で撮ったと思うのだが・・・。

とにかくここからの眺望は広くて清々しくて、気持ちがいい。
写真中央、彼方にうっすらと見える山は何と岩手山で、
まさか十和田湖周辺から見られるとは思ってなくて、思わず感動。

やっぱり岩手山のある景色は実にスバラシイ(結局はそこ)。

ところで、十和田湖は湖だと思っている人が多いのだが、
いや、実際湖なんだけど・・・(笑)、実は、火山でもある。
気象庁の火山一覧の中にもしっかりと入っていて、あまり知られて
いない話ではあるが、平安時代には噴火した記録が残っている。

20年以上北東北に住んでいながら、火山だったと知ったのは最近の事。
そういう新しい事実を知ると、また行きたくなってしまう。

八甲田山にも登りたいしなぁ・・・。
十和田は数ある訪れた景勝地の中でも、もう一度行ってみたいところの一つ。

ドライブ好きな人には格好のルートなこと、間違いなし!