2008年7月 ニッカ余市蒸溜所
2008北海道旅行記-その37(旅行編-その15) 最終回
ウイスキー工場ガイドの締めくくりは、ウイスキーの試飲でした。
が、その前に・・・
「まあまあ、そう慌てなさんな」と言わんばかりに試飲の前におススメの飲み方
なるものの説明をしてくれました。
なんでも「ワン・ツー・スリー」とか言って、ウイスキーを1入れるとしたら
水はその2倍いれ、氷は3個入れるのが丁度良いのだとか。
そして説明は何回かき回すのが良いか?までに及ぶ。
「皆さん、氷は何回かき回すのが良いと思いますか?」
3回?5回?それとも10回?自分で作るとしたら5回かき回すかな。
答えは・・・
「21回をおススメします。これはなぜかと言うと、氷が程よく溶け、
おススメのアルコール濃度とおススメの温度になってくれるからです」
だそうな・・・。随分かき回すな~と思いつつもこう根拠をきっちり説明され、
なるほど私は納得したのですが、21回、端数の1がどうしても気になってしまう・・・(笑)
さて、そういう訳で説明も終了。そして試飲。水割りは自分で作ります。
ちゃんとやりましたよ~、21回かき回し(笑)。
その甲斐あって?美味しくいただけました。
たまには洋酒も悪くないものです。
敷地内は、洋酒の製造場だけあってどこもかしこもレトロな雰囲気。
古い建物も多くて、中に文化財に指定されているものもあるんだとか。
お酒が飲めなくても楽しめますよ!
そして余市を後にし、これにて観光は終了!
あとは一路盛岡へ。盛岡まで3度乗り換えたのだけど、その全てが
乗り継ぎに余裕が無くって、もう本当にただ乗るだけ。
長い帰路にも関わらず、乗り換えは慌しかったです。
唯一の楽しみは車窓くらいだったけど、あいにく曇天。
しかし、それでも後方羊蹄山と蝦夷駒ケ岳の山容たるや、堂々たるもので
北海道の山にやっぱり憧れてしまいました。
蝦夷駒を後にすると函館は間近。
津軽海峡が見えてくると、北海道の南端へ来たな~って実感します。
そして青函トンネルをくぐって本州へ帰還。
めでたく旅行は無事終焉と相成りましたのでございます。
このシリーズも長くなってしまいました。
いつの間にかもうすぐ師走。
冬旅はどこにしましょうか?
やまびこさんの日本探訪は続ける限り続くのであります。
2008年北海道旅行記 完