2008年7月 ニッカウヰスキー余市蒸溜所にて
2008北海道旅行記-その36(旅行編-その14)
遂に旅行最終日。
実家の盛岡までは列車に乗るだけでまるまる半日潰してしまうので、
最終日は1箇所しか寄れませんでした。
締めくくりに最後に訪れたのがニッカウヰスキー余市蒸溜所です。
ウイスキーなんて全く飲まない私がここに寄ったのは、列車の都合で適当な見所が
他に無かった、と言うのが半分本音ではありますが、レトロな建物、そして普段飲まないから
そう思うんでしょうね、知られざるウイスキーの世界を分かりやすく案内してもらって
結果的にはとても充実いたしました。
余市駅から目と鼻の先にあるので、汽車旅派には特におススメです。
ところで「ニッカ」。「ニッカ」って一体どういう意味なの?
ずっと謎だったのですが、これは所内を案内してくれるガイドさんがいて
その方が案内の途中で説明してくれました。
「ウイスキーは春と秋にしか作りません。それ以外の時期は何をしていたのか?
初めの頃は果汁を絞ってジュースを売っていたそうです。それで社名が
『大日本果汁株式会社』。略して「日果(ニッカ)」、それがニッカウヰスキーの
社名となったのです」
「へぇ~そうなんだ」と、周りの観光客も納得したり感心したり。
「果実」とは想像もつかなんだ、私もビックリ。
洋酒の製造所だけあって、製造器、建物など全てがレトロそのものだったのだけど、
蒸溜器に注連縄が飾ってあったのが印象的。
創業者、竹鶴正孝氏はもともと造り酒屋で働いていたからだそうな。
一通り、所内のガイドさんに案内してもらい、これにて散策終了。
おっと、お楽しみはこれからですよ、お約束の試飲コーナー☆
続く