大阪旅行記 その２
東京から夜行バスで約８時間。京都に着いたのは朝６時前。
外はまだ真っ暗。２月の朝はまだまだ遅かった・・・。
京阪電車を何故か撮りたくなったので、京都からは電車で大阪へと向かった。
ところで、関西は乗り換え案内や駅案内で「電車」という
文字がよく目につく。
例えば関東で言うと、東急線、西武線、京浜急行線と「線」なのだが、
関西は、近鉄電車、阪神電車、南海電車といった風に「電車」なのだ。
とにかく「電車」の文字を見かける。京阪電車もしかり。
些細な違いではあるけど、そんな微妙な違和感が旅行を実感させてくれる。
「あー、いつもと違う世界にやって来たのネ」ってな感じで。
道中、支線の交野線に寄り道して終点の私市まで乗る。
「交野（かたの）」、「私市（きさいち）」。読めない地名も多い。
読めるようになるのも、これまた楽しみのうち。
交野線は乗るだけが目的だったので私市で写真を撮って（上の写真）
すぐに引き上げる。雪がちらほらと降ってきた。そうだ、雪の予報だったっけ。
雪が降る前に次の目的地に行かなくては・・・。
本降りになるのが先か、到着が先か、旅の初めから少し焦り気味だった。
続く
【ひとくちメモ】京阪１００００系
主に支線の交野線と宇治線で運用。
アルミの車体で７２００系をベースにしている。
車体の塗装が従来の京阪車と全く異なり「ターコイズグリーン」一色に
塗られているのが外観上の大きな特徴。
ちなみに「ターコイズ」とは英語で「トルコ石」を意味する。
なるほど、トルコ石と同じ色だ！
