やまびこ停車場

ただいま、過去に投稿した記事の一部を非公開にしております。

花巻電鉄デハ3形-夏休み唯一の観光-

いやいや、月並みな台詞ですが暑いですねー。
 
先日は、47都道府県全てで真夏日を記録したとか?
半端じゃない暑さに滅入ってしまい、昨晩はとうとう帰宅してすぐにエアコンを点けてしまいました。
 
車から降りると、夜中にも拘らずムッとした湿気。関東の夏はこんなにも蒸し暑かったのかと思わせる程。
猛暑とかなんとか言いつつも、やっぱり盛岡の朝晩は涼しくて快適です。
 
・・・というわけで実は数日間、故郷盛岡に帰省していました。
さんさ踊りは終わったし、でもお盆はまだだったし、夏休みも半分は出勤だし、
帰省しても朝から日が暮れるまで動いてばかりだったし、う~ん、全然休んだ気がしないぞ・・・。
 
唯一の気晴らしは、やっぱり電車(笑)
帰る途中、花巻で高速を降りて花巻電鉄の車両を見てきたのでした。
イメージ 1
 
花巻電鉄
 
花巻電鉄(はなまきでんてつ)は、かつて岩手県花巻市国鉄東北本線花巻駅を中心に、花巻温泉郷へ向かう鉄道線、花巻南温泉郷へ向かう軌道線を運営していた会社である。
 
1915年(大正4年)9月16日 花巻電気により、花巻川口町(西公園) - 湯口村(松原)間開業
1972年(昭和47年)2月16日 花巻 - 花巻温泉間を廃止して全廃
 
出典:Wikipedia
軌間(2本のレール間の距離)は762mmと狭く(ちなみにJR在来線は1067mm)、
さらに沿線の制約もあったため、車両は狭くせざるを得ず、その外観から「馬面電車」と呼ばれたそうです。
 
写真は1931年に投入されたデハ3形。
イメージ 2
全高3085mm、車体幅1550mm。
JR在来線の車体幅は2900mm前後だから、約半分。幾らなんでも狭過ぎませんか!?
 
この形式は車両前後で車体幅が絞られているのが特徴で、真正面から見ると更にスマートに見えます。
 
もう廃止になって久しいですが、花巻電鉄は何を隠そう東北初の電車でありました。
当時は、さぞ賑わっていたのでしょう。
 
イメージ 3
後ろの建物が何気なく写っていますが、実はこれは旧花巻町役場の建物。
建物の一部には花巻城の廃材を利用したと言われているとか・・・。興味のある方はそちらもどうぞ。
 
なお、これらは花巻駅の近くにある材木町公園というところにあります。