今年の2月は3連休ありますね。
なので、何年か前にあった2月の連休に旅行に行ったお話でも・・・。
その年の2月の連休はなぜか4連休だった。
建国記念日の3連休に加えて、会社の休業日が1日くっついていた。
理由は知らん。が、滅多にないぞ4連休、ってことで旅行を画策する。
その年の冬は、東北新幹線が八戸まで延伸開業した年で、青森の鉄道事情は
様変わりした。盛岡-青森(函館)を走っていた「はつかり」は廃止、
代わりに八戸から函館へは「白鳥」が、弘前へは「つがる」が新しく走ることに
なったのである。
そして・・・冬。青森の冬の列車といえばご存知「ストーブ列車」。
ダルマストーブ(って分かります?)で石炭を燃やして暖をとる、今となっては
珍しい(しかも季節限定!)ヤツが走っている。
ところで学生まで岩手に住んでいたのだが、地の利があるにも関わらず、
ストーブ列車に乗ったことは無かった。隣県とはいえ遠かったのもあったけど、
何よりストーブ列車の時間に合わせると日帰りは無理に等しかった。
特急なんて乗れなかったしぃ。
そういうわけで、その冬の旅行は列車で未踏の津軽へと針路を向けたのである。
目的地はローカル線からローカル線へ乗り継ぐようなとこで、列車を待つのに
結構な時間が取られる。周辺も回ろうとすると時間はあるようで無かった。
週末仕事が終わってから、翌日を待たずその日のうちに岩手の実家へ帰省。
盛岡からだと、東京発より1本早い特急に乗れたからである。
旅の始まりは盛岡から。
待ちに待った冬旅が幕を開けたのである。