やまびこ停車場

ただいま、過去に投稿した記事の一部を非公開にしております。

一関遊水地を渡る「はやて・こまち」

イメージ 1

2010年5月  一ノ関-水沢江刺間にて


広がる水田。ここは一関遊水地。
新幹線はみちのく岩手路をまっしぐらに駆け抜けていきます。

ゴールデンウィークのUターン途中に寄ったときの事です。
見ているとなかなか面白いんですよ~。

遠くから俯瞰するので、見た目ゆっくりですが、聞こえてくる音は「ゴウゴウゴウ!」と、
いかにも爆走の響きで、何だかそのギャップが物珍しかった。


突然ですが、日本一長い鉄道橋。
それは、東北新幹線一ノ関-水沢江刺間に架かる「第一北上川橋梁」。長さは実に3868m!

「この写真がそれ!」

・・・といいたいトコですが、ちょっと待った。動かぬ証拠が見つからないので、
「それ『だろう』」と推定形にさせてください m(_ _)m

ほかにそんな場所はないので、間違いないと思うんですが・・・、う~ん。

それはそうと、先日、東北新幹線の新しい列車名称が決まりましたね。
「は」で始まったから「はつかり」と思いきや、何と「はやぶさ」!
驚かれた方も多かったと思います。

近い将来、E5系&E6系が東北新幹線の主力として活躍することになります。
この、E2系&E3系の「はやて」「こまち」のコンビも見納めが近づいてきましたね。


さて、この俯瞰場所。これは観音山の中腹にある「遊水地展望台」からでした。
イメージ 2

北上川は岩手・宮城県境で川の両側に山の迫る狭窄部を流れるため、その手前の一関市は洪水に
なりやすく、そして実際に被害も被った事から、遊水地が作られたのです。

展望台と言うだけあって、残雪の栗駒山が綺麗に見えましたよ。
小学校の頃登りましたが、真っ赤な紅葉が綺麗で、良い思い出が残っている山です。
イメージ 3

そして手前の新緑と北上川

「やはらかに 柳あをめる 北上の 岸辺目に見ゆ 泣けとごとくに」

歌人石川啄木の歌ですが、この新緑と北上川の組み合わせを見ると決まって思い出すのです。