2009年7月 磐梯山:一合目から程なく登ったところから
「鬱蒼と生い茂る森」
一合目からは森林の中を歩いていきます。
勾配もきつくなく、気温も暑くもなく寒くもない。
豊かな雑木林で花もあちらこちらで咲いていて、
歩いていて非常に心地が良かったです。
時期的にもベストタイミングだったんでしょう、
これほど気持ちいい山歩きは何年振りかという位の気持ちよさ!
さて、一合目を過ぎて程なくして、磐梯山が顔を出してくれました。
ちょうど良い巨岩がありましたので、その上に立って
しばらく眺めていましたのが、上の写真です。
市街地から遠く眺めるのとはまた違った雰囲気で、
山の威風というものが如実に迫ってきます。
隙間なく敷き詰められた緑の絨毯。
この鬱蒼と生い茂った森の雄大さと美しさ、
そして容易に人を寄せつけない畏れというものが伝わってきます。
不思議なもので、「畏怖」といったものが少し加わると
なんだか惹きつけられてしまうんですよ。
それはある種の怖いもの見たさなのかもしれませんね。
ここから頂上へは写真の正面をまっすぐ進むのではなく、
右手に巻いて進むことになります。
沼ノ平までしばらく、心地よい森林歩きを堪能です。
続く