この保存車両は、1600型1601号車。
昭和32年製造、昭和45年廃車。鉄道車両の部類にしては短命ですね。
さて話は変わり、時はまだ私が市電保存館に行く前の話。
横浜を本拠地に書店を展開している「有隣堂(ゆうりんどう)」という本屋があります。
ある日、有隣堂の本店に行ったら、その有隣堂で発行しているフリーペーパーを見つけたんですね。
見つけたと同時に、そこに飛び込んできた文字!それは・・・、
もうお分かりですね、「市電」の2文字です(笑)。
早速持ち帰って読んでみました。・・・が、書いてあることが理解できません(泣)
市電の話なので、電停(駅名)が文中に頻出するのですが、電停の名前って殆どが町名でしょう。
私、生粋の横浜っ子じゃないから、それらの町々がどこにあってどんな町並みなのか分からなくて、
悲しいかな、この特集の醍醐味を味わえなかったのです。
しかしその後に、Blogで紹介した通り、私は市電保存館を訪れ、いろんなことが分かった(つもり)。
そして、チンプンカンプンだったあのフリーペーパーを読み返してみる!
「うん、そういう事だったのか。なるほどね!」
地理が分かると内容もやっぱり面白味が増します。
一番理解の助けになったのは、館内に掲示されていた運転系統図でした(絵地図でない本当の地図)。
昭和35年当時の地図ですが、根岸線はまだ存在していませんでした。意外でしたね。