この市電保存館を訪れたら、この1100型1104号車の中をぜひ覗いて下さい。
この保存車両は鐘を鳴らせるのですよ。「チンチン電車」の語源となった路面電車の鐘の音を。
どの車両もそうなのですが、この車両も運転台に立つことが出来ます。運転台に立つと
足元に足踏み式のボタンがあります。そのボタンを踏むと鐘が鳴るのです。片手でマスコンを振り、
片足でボタンを踏めば、気分はもう路面電車の運転士(^▽^)
屋外で遠くから鐘の音を聞けば、名前に違わず「チンチン」と聞こえるのでしょうが、音の反響する
屋内で、しかも間近で聴く鐘の音は、「チンチン」というよりは「カンカン」と表現した方が適切かもしれません。
それにしても子供たちは鳴り物が大好きですよね~。幼子が一度その運転台に立てば、
「カンカンカンカン」と鐘の鳴る事ひっきりなし!まあまあ、なんとも賑やかな一幕で楽しかったですよ☆
ちなみに、車内はこんな感じ。
内装がすべて板張りで、温かみのあるお洒落な雰囲気を醸し出していました。