阿武隈急行 二井田－東船岡 各駅巡り－６

さてさて、峠を越えてようやく宮城県は丸森駅へ到着。ここは駅員配置駅で、売店もありました。

 

 

やながわ希望の森公園前から無人駅のみだったので、駅員が常駐する駅にたどり着くと

なにかホッとするものがあります。

 

それにしても、いかにもいかにも国鉄といった趣の駅舎。

 

駅北側の跨線橋より丸森駅を望む

 

 

阿武隈急行の槻木－丸森間は、国鉄時代には丸森線として営業していた区間で、往時の丸森駅は

終着点でありました。

 

元々は「東北本線のバイパス線として阿武隈急行線の前身である丸森線が計画された」

（出典：Wikipedia)路線で、更に歴史を遡れば東北本線建設時のルート選定の候補にもなったとか・・・。

 

周知の通り、東北本線は丸森ではなく白石を経由することになり、バイパス線の計画も福島まで通す

筈が、結局丸森で途切れたままに・・・。

 

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駅名標。町内にある蔵を模したものと思われます。

 

 

まあ、中途半端な盲腸線では利用する人も少ないですわな。

国鉄時代は酷い赤字だったようでしたが、第３セクターに転身して廃止は免れました。

 

その後、１９８８年にようやく福島まで全通。今では列車本数も国鉄時代より増えているようです。

ジリ貧の地方鉄道にあって、「増えた」と聞くととても嬉しいものを感じますね。

 

 

次の駅へ続く・・・