やまびこ停車場

ただいま、過去に投稿した記事の一部を非公開にしております。

大地震を振り返って・・・その2

個人的な備忘録と言う意味合いも含めて、少しこの内容を続けようかと思います。
 
前回からの続き。
 
解散の指示が出てようやく一安心した私。集団待機のままでは自由に動きがとれず、内心不安だった。
 
道路へ出ると信号機がついていない。予想はしていたが、全域停電になったことに気づく。
交差点でスムーズな通行が出来なくなったので車は若干渋滞気味。
 
帰路は上(電線)と横(塀)に只管気を配る。いつまた大きな余震で崩れないとも限らない。
道中見ていると、壁が崩れたり、塀が倒れたり、ガラスが割れていたりと、やはり尋常じゃない
地震だと痛感する。
 
そして、無事に帰宅。
 
入る前に周りを確認。建物に特に異常はなさそう。車も落下物等からのダメージはなかった。
問題無さそうなことが確認できたのでここでも一安心。
 
家に入ってから真っ先に行ったこと。
まずはライフラインの点検
電気はやっぱり点かない。というわけでブレーカを落とす。
(通電後、漏電して火災になった例あり)
 
水道をチェック。出た!生きていた!すぐさま風呂桶一杯に水を溜め込む。
他やかん・ペットボトルなど蓄えられるだけ水を溜める。
今振り返るとポリタンクがあると良かったと思った。と言うわけで、
私の教訓:ポリタンクに水を常備しておこう
使わなきゃ、洗濯水に回せば良いだけの事。
 
実はこの後、「水道が断水します」という妙な広報を耳にしたのだが、果たしてその通り断水してしまった。
後で分かったのだが、やっぱりあちこちで水道管がやられていたらしい。
水道は地震直後の少しの間は使えるという事だろうか??やはりライフラインの確認は重要。
 
あとガスも一応元栓を閉めておく。都市ガスじゃなかったのでガスは使えた。これは助かった。
 
ライフラインを確認したところで、押入れの奥から我が防災セットを取り出す。
まさかこれが役に立とうとは・・・。
 
家の中は無事だった。微妙にモノがずれていたりしたけど、大地震の後とは思えない程の普通の状態。
耐震マットを敷いたお陰で家具の転倒や本の散乱はなかった。それと冷蔵庫を除いて背の高いものを
揃えなかったのも奏功したのかもしれない。
私の教訓:やはり家具の転倒対策は大事!
ただし、耐震マットは強力な粘着力なので、一度セットしたら動かすのが非常に大変で、それは要注意。
 
 
続く