「日本一のミニ私鉄、紀州鉄道」
紀州鉄道と言えば、御坊-西御坊間を結ぶ総路線長わずか2.7kmという本邦最小規模を
誇る地方鉄道です。旅行の2日目はここから始まりました。
誇る地方鉄道です。旅行の2日目はここから始まりました。
2.7kmと言う距離はあまりに短く、場合によっては2駅間の距離すら満たさない程。
実際、JRだと御坊から隣の紀伊内原までは2.9kmあります。
実際、JRだと御坊から隣の紀伊内原までは2.9kmあります。
ここは、紀伊御坊駅。
この駅舎は1978年の開業50周年記念切符の売り上げを以って新築したそうです。
にわかには信じられませんが、相当売り上げたのでしょうね・・・。
にわかには信じられませんが、相当売り上げたのでしょうね・・・。
こちらは終点、西御坊駅。
誰も居ないのを良いことに、ここでも車内撮影です(^▽^)
車体は普通の車両よりも一回り小さく、バス用の部品をベースまたは流用したことから
レールバスと呼ばれています。言われてみるとバスに似てなくもない・・・。
レールバスと呼ばれています。言われてみるとバスに似てなくもない・・・。
形式はキテツ1形。元北条鉄道のフラワ1985形を譲り受けたものです。
西御坊から御坊までの列車。乗客は私含めて3名。
途中駅で乗客を拾い、終点に着く頃には8名位になったでしょうか。
それにしても少ない・・・。
この鉄道もご多聞にもれず、モータリゼーションの煽りを喰らい1969年に赤字転落。
通常ならこのまま廃止の道を辿ったのですが、鉄道会社のネームバリューを求めていた
不動産会社に買収され、1973年に御坊臨港鉄道から紀州鉄道へと改称。
通常ならこのまま廃止の道を辿ったのですが、鉄道会社のネームバリューを求めていた
不動産会社に買収され、1973年に御坊臨港鉄道から紀州鉄道へと改称。
というわけで、何とか今日まで生き長らえる事が出来たのでした。
みなさん、鉄道をどんどん利用しましょうね。
みなさん、鉄道をどんどん利用しましょうね。
続く