やまびこ停車場

ただいま、過去に投稿した記事の一部を非公開にしております。

かりん酒を作ってみました

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カリン

カリン(榠樝、花梨、学名:Chaenomeles sinensis)とはバラ科の落葉高木である。
その果実はカリン酒などの原料になる。
カリンの果実に含まれる成分は咳や痰など喉の炎症に効くとされ、のど飴に配合されている
ことが多い。渋く石細胞が多く堅いため生食には適さず、砂糖漬けや果実酒に加工される。
加熱すると渋みは消える。

出典:Wikipedia
 
2大果実酒と言えば梅とかりんな筈ですが、梅酒は居酒屋でもたくさん置いて
あるのに対し、かりんはさっぱり・・・。何ででしょうね?
 
そして生で食べられないせいか、あまりというか全く馴染みの無い果物だったのですが、
しかし、果実酒にするととても美味だと言うし・・・。
 
というわけで興味本位で1年前に作ってみました。
 
ロクに手に取ったことも無くて、どんな果物かサッパリ分からなかったのですが(お恥ずかしい限り・・・)
かりんというのは、とても良い香りを放つ果物で、それはお酒にしても損なわれること無く、
果実そのままの良い香りを放っていました。
 
実と酒を並べて初めて分かりましたが、色もそっくりに仕上がっていて、
これは本当に漬け甲斐がありましたよ~。
 
先述の通り、かりんは渋いです。食えたもんじゃありません。
しかしお酒にすると、どうしてこんなに化けるのか不思議なくらい美味しく仕上がっていて
これには本当に驚きました。本当に美味しかったんですよ!
 
じつは、イチゴとかいろいろ果物を漬けて見たりしたのですが、どうも食べておいしいものは
漬けない方が良い感じのようで・・・。そういう意味では渋いかりんを甘いお酒に仕立てると言うのは
とても作り甲斐のあるものでした。
 
というわけで、ビンの隣の実は今年の材料に (^m^)
これまた1年後が楽しみです。
 
アルコールがダメだと言う人は、蜂蜜漬けをおススメします。
昨年は1個余らせてしまって、その1個を蜂蜜に漬けてみました。
蜂蜜漬けをお湯割りにしても、良い香りで甘くておいしいんです。
 
特に、これから喉をやられそうな冬の季節には重宝しますよ。