9連休を盛岡で過ごし、桜もいろいろ見て帰ってきました。
じゃあ、まずは石割桜から。
一番手前の桜がそれです。
祝日の朝7時だと言うに、車が何台も停車!空いてると思ったらとんだ大間違いでした。
中にははるばる四国から来た強者もいたようで、「まんずまぁ、よ~ぐおでんしたこど」(笑)
もう少し近くに寄ってみましょう。
間近で見ると迫力がありますね~。それもその筈、樹齢350~400年とも言われる老木でして、
枝の先の先まで渾身の力を振り絞って花を咲かせている雰囲気を味わいました。
朝は、反対側から撮るのが順光だったので、そちらからも撮って見ました。
大きな石が割れているのがよく分かります。
しかし、まぁ、本当にきれいに割れていますよね~。石を割って育ったのか、割ったところに生えたのか?
割れた石の間から萌芽したと考えられているようですが、しかし、これだけの逞しさを見せつけられると
木が石を割ってもおかしくない?な~んて思わされますね。
真偽はともかくも、石の割れ目は少しずつ広がっているそうです。
盛岡市郊外、ちょっと山里に入ったところにあります。
山里なので、市内ど真ん中にある石割り桜からは結構遅れて咲きます。連休期間内だと大体
一方見れて他方見れないパターンになるんですが、今年は「両手に花」ならず「両方に花」。
今年は4月いっぱいまで寒すぎたのが5月に入ってにわかに暖かくなりました。
木々は慌てふためいたのか、ソメイヨシノより花期が遅い八重桜も同時に咲いちゃった珍現象もあったりして。
異常気象の現れ?などと考えると、手放しで喜べないところもあるんですが、見られる好機は逃さずに
見てきちゃいました。ちなみに米内は例年5月上旬見頃というから、ここはいつも通りだった訳ですね。
種類は、ヤエベニシダレヒガン。
って、全部そこの案内に書いてありますから(笑)
ここの一番の好印象は、その見事な枝振りは別にすると、「清潔感」でしたね。ゴミがありません!
その代わり、屋台はないし飲食も抑制されています。やっぱり浄水場で屑物が散乱、というのは
非常にマズイのでしょう。でも構いません。私は気持ちよく見て帰ってきました。
いかがでしたか?何度も言いますが、写真より実物が綺麗に決まってますよ~。ぜひ生で!
来年はどうぞどうぞ盛岡にお越し下さい。