見返り眺める岩手山

２０１０年５月　　岩手牧場より

無事、帰還であります！

ゴールデンウィークまるまる一週間、故郷・盛岡で過ごしてきました。
う～ん、やっぱり春の東北は気持ち良い！

故郷に帰った来た実感を味わうとき。それは故郷の山河を目にしたときではないでしょうか？

かつては毎日、朝に夕に仰ぎ見ていた岩手山。コレをちゃんと見ないと帰ってきた気がしません。
外へ出れば、つい後ろを振り向いてその姿を見たくなるものです。
なので曇天ずくめでＵターンするときなんかは、とても心残りな気分になります。

さて、今年の春先は盛岡も寒かったようで、残雪というにはあまりに多すぎる雪を
纏っていました。まるで冬山を見ているような錯覚。

別名「岩鷲山」と呼ばれる岩手山ですが名前の由来は残雪がかたどるその形にあります。
頂上に羽根を広げた鷲がいるんですが、お分かりですか？？？

連休に入って突然暖かくなったと思ったら、３～４日のうちにこの鷲はいつの間にか姿を
消してしまいました。なんとも慌しい雪解け。解ける前に見られて幸せナリ☆

野の花も、待ち焦がれていたかのように一気に花を開き、
遅れに遅れた春を一気に取り戻したような、そんな感じがした連休でした。