今じゃ、天下の３名城と評されるまでになった松本城。
しかし、まさか！明治時代の廃城令により取り壊しの破却の危機があったとは、
想像だにしていませんでした。
城内のどこだったかは失念しましたが、そういう事を書いてあって非常に驚いたのです。
曰く、松本城は廃城リストにあがってしまった！
それだけでもビックリでしたが、それに加え、明治維新の頃は旧物破壊の思想が全国に
広まっていたのだとか。まさかそんな思想が蔓延していたとは・・・。
かくして松本城は競売に掛けられ、破却の大ピンチ！
しかしながらそれを憂いた人がいて、お金を集めて買い戻して何とか破却は免れたのでした。
詳しく知らないのでサラッと書きましたが、尋常な執念じゃ成し得なかったと思いますよ。
そういえば、
「かつて日本全国に大小のお城がたくさんあったのを考えると今残っている数は少なすぎない？」
って思っていましたが、そういう背景があったと分かればこれは道理ですね。
成り行きで残ったのではない、近代になってからも先人達がちゃんと守り抜いてきたお城なのです。
今、現存天守が擁する城は・・・わずか１２ヶ所。貴重な遺構です。
私なんかは非常にありがたいものを感じました。
おわり
