題名 自動改札のひみつ(改訂版)
著者 椎橋章夫
発行者 交通研究協会
発売元 成山堂書店
発行日 2005年3月8日
ISBN978-4-425-76132-6
かつてNHKで放送していた「プロジェクトX」でも紹介されたので
ご存知の方も多いかと思いますが、日本における自動改札機の発祥は関西でした。
1967年、現・阪急千里線北千里駅にて利用開始。
すでに40年の歴史を刻んだ装置なんですね。
というわけで、次に手を出したのは自動改札の書籍です。
私ですからやっぱりこういう本を読まないと(笑)
この情報化社会ですからお察しかと思いますが、
自動改札は、改札機単独で機能しているわけではなく、
巨大な機器装置群のネットワークの一部として存在しています。
きっぷの有効・無効の判定処理だけだったのは、今は昔の物語。
私は東北新幹線に乗って何度も経験しましたが、
自動改札を通って予約した指定席に座ると、社内検札には遭いません。
コレ実は自動改札システムの恩恵なんですよ。お陰でゆっくり眠れます(笑)。
もう一度言いますけど、自動改札ってきっぷの判定処理だけじゃないんですよ。
それが良く分かる本でした。知的好奇心のあるファンにはおススメです。
2009/12/18投稿
2022/03/07更新