やまびこ停車場

ただいま、過去に投稿した記事の一部を非公開にしております。

京・大津 秋の旅-その1

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2009年11月  石山寺にて


「京都に行ってきました!」


突然ですが、旅立ってしまいました!秋の京都へ。

「そろそろ京都の紅葉が見頃だよ」
「そっか、んじゃ、行こうか」

な~んてセレブリティーな軽いノリで出かけたわけじゃぁ無いケド(笑)、
行く用事が急に出来たので、それならばついでに観光も、という次第でして。

下調べも十分じゃなかった(のはいつもの事!?)けど、
紅葉にも恵まれ、2日だけでしたが非常に楽しい週末になりました。

一足伸ばして大津(滋賀県)も見てきたので「京・大津 秋の旅」と名づけましょうか。
秋の古寺散策、一度やってみたかったんですよ。


では早速。
先ずは石山寺。この日は鉄道趣味も兼ねて、京阪石山坂本線沿線巡りでした。
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石山寺

石山寺(いしやまでら)は、滋賀県大津市石山寺1丁目にある東寺真言宗の寺院。
本尊は如意輪観音、開基(創立者)は良弁(ろうべん)である。当寺は京都の清水寺奈良県長谷寺と並ぶ、日本でも有数の観音霊場であり、西国三十三箇所音霊場
第13番札所となっている。

(中略)

本堂は国指定天然記念物の珪灰石(「石山寺硅灰石」)という巨大な岩盤の上に建ち、
これが寺名の由来ともなっている(石山寺珪灰石は日本の地質百選に選定)。

出典:Wikipedia


家を出るときから続いていた雨もようやく止んだ頃に、この寺に参詣。
参道を真っ直ぐ進み、そして石段を登りきったそこにあったのは・・・
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鮮やかに染まったカエデの葉!そして奥には仏塔。

雨上がりのしっとりとした雰囲気。岩も紅葉も瑞々しくて、喧騒を離れた寺の中。
TVでよく見てイメージしていた京の秋と寸分違わぬ光景でした。
思いがけぬ絶景も良いですが、イメージ通りの風景を見るのも味わいがあります。

少し解説。
奥の仏塔は多宝塔といいます。 「いいくにつくろう鎌倉幕府」の2年後(笑)1194年建立。
国宝指定だけあって、品格ある姿でした。

手前の岩。これが寺名の由来ともなった珪灰石です。
なかなかの奇岩ぶりでした。
どうでも良いと言われるかもしれませんが、灰色の感じも良かったです。


雨が降ったお陰で幸先が良かったのか悪かったのか・・・(笑)


続く