岩手開発鉄道のＤＤ５６形、堂々たる編成でゆっくり盛川（さかりがわ）を通過です！
この鉄道は今現在、岩手県内にある旅客貨物含めた唯一の私鉄です。
かつては、旅客営業もしていましたが、１９９２年廃止。
今では石灰運搬の貨物のみの営業であります。
沿岸南部の大船渡という地理的条件もあるのでしょうか、
岩手の人であってもこの鉄道の存在を知らない人は結構いるようです。
私もこの鉄道の存在を知るのは遅かったし、生で見るのも遅かった。
お陰で乗り損ねてしまった・・・。
さて、先月号（２００９年９月号）の「鉄道ファン」を買った方ならご存知でしょうが、
岩手開発鉄道の記事がありましたね。
結論から言いますと、その記事があったから見に出かけました。
もう一言付け加えると、機関車運用表（早い話が時刻表）があったのが決定的。
旅客と違って貨物は時刻表が公になりませんから、
「はるばる遠くまで出かけたは良いが、そのときは走ってなかった」
なんて・・・、笑えません！
全国に貨物専用の鉄道は他にもあって、見に行きたいとは思うのですが、
二の足を踏んでしまうのはまさにここなんですね。
・時刻表が手に入ったから、
・記事が新鮮なうちに（いつなんどき状況が変わるか分からないので）、
・早速この夏休みの帰省を利用して、
出かけたわけなんです！
運用表見れば分かりますが、朝から夕方まで１時間に１本以上の運転間隔で、
場所を変えながら撮ったのもあり、非常に充実した時間を過ごせました。
何より良かったのは、人口の少ないところであっても、
これだけ活発に列車が走っているのが見られたこと！
何だかとても嬉しかったです。
