日光白根山登山記－その１
行程
菅沼登山口 → 弥陀ヶ池 → 日光白根山 → 前白根山 →
五色沼 → 弥陀が池 → 菅沼登山口
朝７時前、菅沼登山口。もう既にハイカーの車がズラリと並んでいる。
改めて人気がある山なんだなぁと思いながら登山スタート！
スタート地点は既に標高１７００ｍ。６月だというのに緑もまばらで
ところどころ残雪を踏みながら登って行きます。
普段は２０００ｍ以下の山に登ることが多いので、標高２５７８ｍの
日光白根山はこれまでとは別世界という感じです。
樹間から見える向こうの山々がもうあんなに見下ろせる！
なんだか天上の世界を歩いているような錯覚です。
「これが『高山』というものかぁ！」と噛み締めながら歩いていきました。
遅い春とは対照的に、日差しは極めて強烈で、日焼け止めも塗ってなかったので
顔やら腕やら真っ赤っかに焼けてしまいました。翌日、スゴイ恥ずかしかった(笑)。
昔と違って今は紫外線が強烈ですから、対策はお忘れなく。
２時間近く歩き、ようやく弥陀ヶ池に到着。ここの標高は２２５０ｍ。
道半ばなのに、もう岩手山（標高２０３８ｍ）よりも上に立っているかと思うと
唖然としてしまいます。
が、目指す山頂はまだあんな高いところに！（上の写真）
これだけ高いところまで来たのに、まだ登るのかと思うと、
本当に高い山を登るんだという実感がますます湧いてくるのでありました。
間近で見ると、なんとも険しく迫力のある岩山！
この山が立派な火山であることを物語っています。
続く
