2009年4月撮影
せっかく故郷の書庫を新設したので一筆。
岩手県公会堂です!
県都盛岡の官庁街のど真ん中にあります。
今でこそ、周りの高いビルに埋もれてしまった感は否めませんが、
開館は昭和2年と80年以上の歴史を持ち、
当時は盛岡を一望できる高層建築であったと言われます。
我が母も
「昔は本当に高い建物だと思って見たもんだったよ」、と。
ところでこの建物、どこかで見たような・・・、と思った方はいませんか?
この建物を設計したのは佐藤功一博士。
氏は日比谷公会堂、早稲田大学の大隈講堂の設計にも携わっています。
日比谷と規模は違うとはいえ、矩形の建物の上に塔を備えてあるところは似てますね。
撮影は4月。石割桜のついでに撮りました。
ちなみにここの地下には「公会堂多賀」という西洋料理店があります。
盛岡出身の新渡戸稲造博士も訪れたという県内でも格式ある名店。
ここで飲んだコーヒー。コーヒーを美味しいと思ったのはここが初めてでした。
盛岡散策の折にはここでランチでもいかがですか?