やまびこ停車場

ただいま、過去に投稿した記事の一部を非公開にしております。

現存する櫓の存在感

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2008年11月  名古屋城 西南隅櫓と天守


初めて的名古屋観光記-その9(最終回)


手前に見えるのは、西南隅櫓。別名未申(ひつじさる)櫓です。

名古屋城の本丸御殿、天守閣などの中枢部分は戦災で消失してしまいましたが、
外側にあるこの櫓は現存しており、貴重です。

天守閣が現存していないと、他の建造物も全て失ったと錯覚しがちですが、
門や櫓などは当時の姿をとどめている場合がよくあります。

ただし天守に比べると地味ですから、なかなかそういうものの存在は認知しません。
私は、実際に足を運んで「あ、当時の建物が残っていたんだ!」と、よく新たな発見に
出くわすのです。

ついでながら・・・
わが故郷の盛岡城は、石垣を残し、櫓・塀・門扉など建物という建物は
ことごとく失ってしまいました・・・
(他所へ移築されて残っていると言われるものはあるらしい)。

櫓の一つ、いやせめて門の一つでものこっていれば・・・、とよく思いますね。
そういう意味では、この櫓は中々な存在感を私に見せつけてくれました。

またまた傘を片手に写真をパチリ。
本当は他の櫓へも足を運びたかったのですが、雨足が結構強く、
これ以上カメラに雨粒を浴びせるとヤバイ事になってしまう・・・。

そう言うわけで名残惜しく城を背に向け、あとは重い荷物を持って家路へと向かい
(帰りは手荷物が多かった・・・)2泊3日の名古屋滞在、これにて終了でございます。


尾張・・・いや違った、「おわり」(笑)


-----おまけ-----

図らずも、今年は大阪城、そして名古屋城という天下の名城を見ることができました。
それに北海道にも行ったし、今年一年振り返ると、充実した旅行イヤーでしたね。

私は相も変わらず「あっちへ行きたい~、こっちへ行きたい~」と年がら年中
欲張っていましたが、こうしてblogに綴り、一年を振り返ってみると
なんだか充足感を感じてきます、意外。

来年もまた、実りある旅行が出来ますように。