2008年11月 名古屋城天守閣
初めて的名古屋観光記-その7
2泊3日の名古屋滞在最終日。
最後に名古屋城を見てきました。
「尾張名古屋は城で持つ」と言うくらいですから、やはり外せません。
周知のことと思いますが、名古屋城の天守は当時のものではなく再建されたもの。
しかし、明治維新で破却されたわけではなく、維新後もちゃんと残っていました。
徳川の居城だからてっきり明治に取り壊されたと思っていたら、大きな勘違い。
しかし・・・昭和20年、米軍の空襲により
城のシンボル金の鯱もろとも、その殆どを消失してしまったのです。
5層5階の大天守の高さはあの世界遺産の姫路城を凌ぎ
(パッと見、姫路城の方が高いと錯覚しますが・・・)、
そして、何と書院造の本丸御殿も戦前までは残っていて、
その評価は、これまた世界遺産の京都二条城の二の丸御殿と
双璧を成すとまで言われたほど!
もし、戦災を免れて今も尚現存しているならば、名古屋城は
間違いなく日本を代表する世界文化遺産として名を馳せていたでしょうに・・・。
戦後、天守は復元されまして、そして今、本丸御殿を復元させようと
活動しているようです。ぜひ、成しえてもらいたいものです。
戦前まで現存していたから、モノクロだけど写真が残っていて、
本物に極めて近い形で復元されるのでしょうから、とても期待しています。
続く