やまびこ停車場

ただいま、過去に投稿した記事の一部を非公開にしております。

十勝岳遠望

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上:ノロッコ号車内から
中:十勝連峰の山並み ノロッコ号車内から
下:「富良野・美瑛ノロッコ号」 富良野にて     いずれも2008年7月撮影


2008北海道旅行記-その32(旅行編-その12)


美瑛から富良野までは展望車両「ノロッコ号」で。

美瑛を出発したノロッコ号はその名の通り、しばらくのろのろ運転でした。
これは車窓をゆっくり堪能してもらうため。

車内放送で、写真家・前田真三氏とその作品で有名なスポットが紹介され、
中でもトンガリ屋根で有名な美馬牛小学校の校舎が見えたときはやっぱり嬉しかったです。

そうして美馬牛駅を過ぎ、しばらくすると左手には雄大な山塊が。
十勝岳を主峰とする十勝連峰の山並みは、それはそれは圧巻でした。

緑の絨毯が線路脇から山のてっぺんまで一面に敷き詰められているようで、
広がる大地、聳え立つ山塊、澄み切った青い大空。

とにかく何もかもが大きく見えるビッグスケールの空間!
「うわわわわーーー!!」
って実際に叫んだ、訳ではありませんよ(笑)。心の中だけ。
でも誰もいなかったら間違いなく叫んでいたに違いないこの絶景。

揺れる車内から写真撮ってもうまく行かない・・・、のも省みず
とにかく何でも良いから焼き付けたい思いで、ずっとシャッター切ってました。
(それが上の真ん中にある写真、見よ、この森の深きこと!)
帰宅して写真を整理したら、同じような写真ばかりで・・・失笑(笑)。

時が許すなら躊躇することなく下車してそこにどっぷりと浸かっていたかった・・・。

十勝岳が後ろ側へ遠ざかっていくと、終点富良野に到着。
ホームで写真を撮ったら乗り換えて札幌へと戻ったのでありました。

あ、ノロッコ号ヘッドマークに「10th Anniversary」、10周年なの!?
10周年で思い出しましたが10年前の北海道旅行のときもそういえば
ノロッコ号に乗りましたっけ。

このときは「くしろ湿原ノロッコ号」に乗って釧路湿原を見てきました。
こちらも日本離れした壮大な景色、どうぞご覧あれ。


続く