やまびこ停車場

ただいま、過去に投稿した記事の一部を非公開にしております。

稚内行 スーパー宗谷

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2008年7月  特急「スーパー宗谷」 豊幌にて


2008北海道旅行記-その22(鉄道編-その12)


北大を観、地下鉄・市電に乗り、この日の行程を終わらせたら
札幌を後にして、宿のある旭川へと向かいました。
旭川へは列車を選び、稚内行きの「スーパー宗谷」に乗車。

くどいようですが、10年前の北海道旅行。このときは稚内まで行きました。

当時の稚内行きの優等列車といえば既に珍しい存在となってしまった急行で、
それも「宗谷」「利尻」「サロベツ」「礼文」と便ごとに愛称も異なっていて、
しかもヘッドマークまできちんとあったから、ファンとしては嬉しいばかり。

特急格上げとなったものの、愛称は「サロベツ」と「スーパー宗谷」の2つに減少、
少し淋しくなりましたね・・・

ちなみにその時は、稚内へは「利尻」に乗っていきました。
復路は、天塩中川までは臨時特急の「リゾートわっかない」、車両は「ニセコEXP」。
そこから音威子府までは「サロベツ」。

そして旭川までは普通列車。これがまた古めかしいやつで、板張りの床に、ブルーの
ボックスシートと、国鉄時代と何ら変わらない状態で(外観も国鉄メークだったし)、
「北海道はまだこんなのを走らせているのか・・・」とビックリ仰天。

「急行」とそのディーゼルカーのお陰で、私の宗谷本線のイメージはすっかり「古い!」で
通ってしまったのですが、今では、特急昇格!新型車両!スピードUP!と、
あの頃のイメージとはすっかり変わってしまいました。

10年という年月はやはり短くないようで、隔世の感ですねー。

夕方ラッシュの時間帯というのもあるのでしょうが、自由席は満席。私は旭川で降りましたが、
それでも尚乗客はたくさん残っていて、ローカル線に乗客がたくさんなのは鉄道ファンとしては
嬉しい限り。数多消えてなくなっていた道北の線路の最後の砦としていつまでも
走り続けてもらいたいものです。

さっ、明日はいよいよ美瑛の丘へ!


続く