やまびこ停車場

ただいま、過去に投稿した記事の一部を非公開にしております。

絵になる建物たち-北大構内にて

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2008年7月  北大構内にて 上:総合博物館 下:古河記念講堂


2008北海道旅行記-その18(旅行編-その9)

北大のポプラ並木を見終わって、来た道を戻りながら構内を散策。
あちこちで古めかしい建造物が目につきました。
さすがは旧帝大だけあって、歴史の古さを感じさせます。

上の写真は「総合博物館」。重厚な、いかにもアカデミックな感じに惹かれてしまい、
つい中をのぞいてしまう・・・。

予定外だから、ぐる~~~~~~~・・・って中は結構広いぞ、オイ!
駆け足でぐるっと終わらせるつもりが随分時間がかかってしまった。

この博物館は、本来は膨大な学術標本を集約するのが目的らしいのだけど、一般人向けの
企画展示も行っていてなかなか興味深い。ざざっとしか見れなかったけど
やっぱり北大は自然科学が得意そうな雰囲気。北方の海洋生物の研究披露があったけど
なんか惹かれてしまいましたね~。も少しじっくり見たかった。

とは言いつつも・・・
私が興味をもったのは、故郷盛岡の大偉人、新渡戸稲造博士(前身の札幌農学校2期生だった)に
関する展示でした。これまた有名なクラーク博士のキリスト教精神に感化されて、新渡戸博士は
以後、敬虔なクリスチャンになったのは有名な話でゴザイマス。


続いて下の写真は古河記念講堂。

明治時代に古河鉱業(現在の古河機械金属)の寄付によって建てられたものだとか。
こちらは文学部の現役施設として使われているため、残念ながら内部までは見られませんでした。

う~ん、しかし古風な感じが絵になりますなぁ~。
そうなんですよ、本当に絵になるんですよ。

え、どういうことかって?

古風な建物、そして緑豊かな大学構内。
絵の題材としては申し分なし!そしてこの日は天気が良かった。
キャンパスのあちこちで熱心に絵を描いている絵画愛好家を何人も見かけました。

盛夏とは言え湿気がないので日陰は過ごしやすく、
皆さん木陰に陣取って黙々と描写。
果たしてレンガ造りの博物館はうまく描けたのだろうか?

絵描きさんもいたし、観光客もやっぱり多く、それに大学は夏休みだから
学生たちはあまりいなくて、さながら市民の憩いの場でした。

大学敷地内というと、入りづらいイメージがあるんですが、
ここ北大に至ってはそんなことは全然なくって、それどころか
「クラーク像↑」「ポプラ並木→」とか標識は完備!

博物館ではグッズも売っていたし(笑)、
どうぞご自由に入ってくださいと言わんばかりでして、
散歩する感覚で見てきたのでした。


続く