同窓会回想記 その４（最終回）
しつこくも４回目！
なんだかんだと、思うところは随分あったのですが、やっぱり懐かしくて、面白くて
随分と遅くまでいること、何と４次会まで！！
随分楽しかったようで、昨晩の出来事がまるで夢のようでした。
とても楽しい夢から目覚めると「あぁ、夢か」とガッカリ思うでしょう。
昨晩の出来事は現実だったけど、翌朝の目覚めの感想はそれと全く同じでした。
それ位、楽しい夜でした。
しかし、二日酔いとともに苦しい現（うつつ）の世界に戻ってきてしまった（笑）
ところで、久々に会って、変わっただの変わらないだのという話が
随分あったものだから「彼らは昔どんな顔だったっけ？」ということで、
久々に卒業アルバムを開けてみました。そういえば、見るのは何年振りだろう？
おぉ、昔はみんなこんな顔だったのネ。
「おやじ」などと囃された男もいたけど、やっぱり中学生の頃は若いな～。
女子はスッピンだったから今とのギャップはなかなか凄まじいですね・・・(^^;
あ、ここだけの話ですよ！バレたら殴られますから（笑）
そういう訳で、人の写真を見ては笑い、見ては笑い、
「あ、そーだ、自分は？」ということに気づき、自分の写真を見る。
「・・・、な、なん、何だーこの目にこの口は、どぎゃー！！」
「えぇ～、お、俺ってこんな顔だったけ！？」
なんか、昔アルバムを見たときと全然違うインスピレーションにビックリ！
私は不安になってしまい、幼稚園から大学までのアルバムを全て開けてしまいました。
高校：「うお！目が怖い！口が変だ！お、恐ろしい形相だ・・・」
小学校：「子供だ！小学６年ってこんなに子供だったんだ・・・」
幼稚園：「ギャハハハ！！ホッペがぷっくらしてる～」（＾▽＾）
大学：「あー、なんだかんだ言っても今より若かったのネ」（笑）
昔、それぞれのアルバムを見比べたとき、自分の顔の変わり様を全く感じられませんでした。
さすがに幼稚園の頃はぽっちゃりして違っていたけど、小・中・高と大して変わり映えもなくて、
だから、自分の顔はずっと変わらないんだ、と思ってました。
しかし、何故でしょうか？このときはそんなことは全く思わず、むしろこんなにも
変わっていたことにとても驚いて、そしてよくよく見ると、その時代々々の心象を
表わしているような顔つきなのがハッキリと見て取れた、そんな感じでした。
何と言おうか・・・
同じものを見ているはずなのに、新しいものを見ているのと大差ない感動でしょうか。
振り返ったら、新しいものが見えた。
そんな懐古のひとときでした。
おわり
おまけ
同窓会から幾日も経った連休明けのとある平日。
写メでとった時刻表で時間確認しようとしたら、画面左上に
見た覚えの無いサムネイルが・・・。
思い出せないまま、とりあえず、時刻表を撮った写真を見てすぐ携帯をしまう。
しかし気になる。何か気になる。
もう一度携帯を取り出し、サムネイルの写メを確認！
そこに写っていたのは笑顔で両手Ｖサインをしている一人の女性。
「誰だ？」
全く思い出せなかった。
けど、この背景どっかで見たような・・・
「！！」
「思い出したーーー！！！」
写っていたのは何と何と！４次会で一緒に居た同窓生だったのだ。
しかし・・・いつ撮った？それ以前に何故に私は撮ったんだ？
４次会がどんな店だったかは大体覚えていた。
彼女が居たのも覚えていた。
店員さんから名刺を貰ったのも覚えていた。
しかし、写メを撮った記憶は無い。
そういえば、私は、何を飲んで何を食べたっけ？
そういえば、その店ってどこだったっけ？
されど、その後、他の人とタクシーで帰って、私は家の近くのコンビニで
下ろしてもらって、お茶を買って帰ったのは覚えている。
どうやら部分的にだけど、記憶を飛ばしてしまったようだ。
やらかしてしまった・・・、ったく。
（写メを）振り返ったら、新しいものが見えた。
そんな懐古のひとときでした。（←大馬鹿者）
完
