同窓会回想記 その2
いざ会場へ。定刻10分前だろうか。
やっぱり緊張していたらしく、目にする人全てに対して
「あいつか?あいつか?」って目をランランとさせる私・・・。
と、
「お~い」
と呼ばれる。一瞬の沈黙の後、
「おぉ!」
思い出した!彼だ!
果たして再会は始まったのだ。
ご多聞に洩れず、同窓会で会う人と言うのは
一発で分かるヤツと、「こんな人いたっけ?」と思わせるくらいの
変貌をしたヤツの2通りに分かれる。
制服から私服に変わっただけのような人もいたし、
化粧が凄くて(と言ったら失礼か(笑))、
「だれだっけ?」って考えてしまうような人もいた。
さてさて、私はといえば・・・
「変わってないね~☆」
・・・だそうだ。これはどう解釈すりゃいいんだ?
変わってないのは人間関係も同じようで、
あいつとそいつはやっぱり一緒で、賑やかなヤツはやっぱり賑やかで
おとなしいヤツはやっぱりおとなしくて、
かくいう私はどうかと言うと、
やっぱり周りには誰もいなくて(悲しいなぁ~(泣))、
相も変わらず無口だったりして。
そう、今もそうだけど、昔はもっと無口だったのだ。
友達いなかったわけじゃないけど、周りに誰もいないようなそんな感じを
いつも覚えていたのも事実。
あー、でもそりゃそうだろうなー。
だって、自ら隅っこの席に行って、黙~ってりゃ、どんな人だって近づかないってば。
「あ、自分こんなことをやって隅っこに隠れている!」
私ってこんなことずっとやり続けてきたのネ。
こんなとこで気づかなくていいようなことにまざまざと気づいてしまった。
あ、もう一度言いますけど、「楽しかった」のですよ。
何か意外に思うところはあるようで、まだ続きます・・・。