やまびこ停車場

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富士山噴火 その時あなたはどうする? 鎌田浩毅著

 

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題名 富士山噴火 その時あなたはどうする?
著者 鎌田浩毅
発行所 扶桑社
発行日 2021年8月20日
ISBN978-4-594-08950-4

 

 昨日1月15日に起きた、トンガ沖海底火山の噴火。その威力は凄まじく、トンガから遠く離れた我が国でも漁船が転覆するほどの津波に襲われた。改めて火山の爆発的なエネルギーに脅威を感じざるを得ない。

 

 さて、いま首都圏に住む身として気になる火山と言えば、やはり富士山。噴火によって引き起こされる災害は様々で、噴石・溶岩・火砕流・土石流など様々だが、地理的な事を考えると一番甚大なのは火山灰による被害だろう。しかし今回のトンガの大規模噴火を考えると、東京でも空振(噴火による衝撃波)でガラスが割れるのではないかと、さらなる不安が頭をよぎってしまう。


 それはさておき、火山灰が引き起こすであろう様々な被害に、全く面食らってしまった。慌ててゴーグルと防塵マスクを購入したが、焼け石に水でしかないと我ながら嗤ってしまう程に。

 

 ゴーグルは私みたいなコンタクト装用者は必須アイテムとなる。というか降灰時にはきっと痛くてコンタクトなんか嵌めていられないだろう。メガネの上からかけられて、防塵で、更に加えると曇らないもの。ド近眼者のゴーグル選びは慎重にならざるを得ない。

 

 そして新型コロナが流行し始めた時のように、火山の予兆があった時点でまたマスク不足も起きるのだろう。今度は防塵マスクで。もうあんな思いはしたくない。買うなら今のうち。ついでにヘルメットも購入した。

 

 更に、火山灰で見落としがちなものの一つに屋根の灰落としがあるという。屋根の雪下ろしと同様に、灰も下ろさないと重みで潰れるのだとか。更に水分を吸うと重みが増すというから侮れない。空き家を持っている人は被災時にそれだけの手間を割くことが出来るのだろうか?。私も故郷に空き家と火山があるから決して他人事ではない。

 

 2022年が始まってまだ16日。今年は災害に備える1年にしよう。

 

2022/01/16投稿
2022/03/07更新