2007年4月 剣ノ峰より浅間隠山
山頂で浅間山を見ながらご飯を食べ、後は来た道を引き返すのみ。
下山も登りと同様、これまた予定より早すぎるペースで下る。
十六曲峠というところまで下った時のこと。
実はこの峠で道は二つに分かれ、一方はさっき登った鼻曲山、
もう一方は剣ノ峰という峰へ向かう。
プラン外のルートなのでガイドブックに所要時間が書いていなかったが、
推測する限り片道1時間足らずで行けそうだろうか。
時間に余裕はあったから、このまま戻って時間を余すのも勿体無いし・・・
疲労困憊でもなかったし、疲れたらすぐ引き返そう、ということで
剣ノ峰へ向かうことにした。
ところで剣の峰への道中、ずーっとタイヤの跡が残っていた。
マウンテンバイクかなんかだろうか。
こちらも、とにかくそれくらい歩き易い道。
剣の峰に到着。鼻曲山には何人か人がいたが、こちらは一人も見かけなかった。
浅間山は見えなくなったけど、代わりに浅間隠山(あさまかくしやま)という
これまた風変わりな名前の山が全貌を現す。
読んで字の如く、見る方面によっては浅間山を隠してしまう山。
浅間山の眺望はこちらの山のほうが有名。
麓からずいずいずい~~っと、競りあがってくるような感じの浅間隠山の山容。
足下は崖だったので、遊覧飛行をしているかのような眺めだった。
特別、風光明媚なわけでもなかった。が、空気が澄んでいて、尚且つ立体感を
とても感じるこの景色を私はとても気に入った。うーん、すばらしい!
しばしの観覧の後、再び来た道を戻る。
そして登山口の霧積温泉に到着。
当然、温泉で一汗流していく。だからこの山を選んだようなものだった。
あ、久々にわがまま勝手の五つ星評価といきましょうか。
じゃじゃ~ん! ★★★★★
見事に5点満点ですっ!
登り易い、眺めもよい、温泉がある!
それと好天も幸いした。登山の成否は、どうしても天候に左右されますね。
おわり