2008年3月 東京都港区 愛宕神社にて
鉄道唱歌に出てくる「愛宕の山」の正体も分かったし、
これにて一件落着~、ん~でもまだ何か引っかかるなぁ・・・。
実は我が故郷盛岡にも、愛宕山、愛宕神社は存在するし、
そういえば、あちこちに愛宕があるような・・・。
そもそも愛宕って何なんだ?
もー、調べていくとキリがない(笑)
結局、もともと「あたご」が何を指すのかは分からなかったけど、
愛宕山、愛宕神社は京都に総本山があって、そこから全国に広がったらしい。
特に火防に霊験があり、火の神、火産霊命(ほむすびのみこと)が祀られている。
その昔京都では、王城守護として、東の比叡山、西の愛宕山と言われ、
愛宕神社は重要な役割を担っていた。
江戸ではそれに倣って東は東叡山寛永寺(東叡山とは東の比叡山という意味がある)、
西の愛宕山(港区の)が守護となっていた。へぇ~。
江戸のは、徳川家康が江戸開府に際し、防火防災を祈念して創建されたもので、
幕府の尊崇篤く、鳥居、提灯など至る所に葵の御紋が見受けられる。
神社は小ぢんまりしていたけど、参拝者がちらほらといて、人気が感じられたのが
何か嬉しかった。
ところで今回は行かなかったけど、ここのすぐ近くにはNHK放送記念館があり、
タダで観覧できるらしい。
季節にも恵まれていて、晴天で、花も咲き始めた頃で、個人的な印象は
すこぶる良かった。うんうん、よいとこ☆
都内の日帰り散歩としては五つ星をあげてもいい位!おススメの場所。
往時の眺望はもはや見る影もないだろうが、
もののついでに立ち寄ってみてはいかが?
おわり