2008年 2月 大阪城 内堀東側から
大阪旅行記その11
二日目の午後はかねてから見たかった大阪城へ行ってきた。
大阪城、築城主は言わずと知れた豊臣秀吉。
ところで、この城はかつて石山本願寺があった場所に建てられたそうだ。
てっきり、なにもないところを開拓して築いたと思い込んでいたら、
まさか敵対勢力の拠点跡に築城とは・・・(秀吉の主君であった織田信長と
本願寺勢力は対立していた)。
さてさて、大阪城といえば猫も杓子も天守閣ばかり映すもんだから、
その他については全く知らない。仮に映っていたとしても全く記憶にない。
勝手なもので、「記憶にない=大したことはない」と思い込み、
「まー、ただ敷地が広いだけで堀も石垣も大したことはないでしょう・・・」
と、城内へ足を踏み入れる。ところが、
城門をくぐり抜け、坂を歩いていくと、少しずつ堀と石垣が顔をのぞかせてくる。
歩を進めるにつれてどんどん全容が見えてくる。
何と何と、堀の広いこと!そして石垣のこれまた大規模なことと言ったら!!
「どわー!!、こりゃすげぇ・・・」
これは予想外に圧巻だった。高さに規模に優れているのもさることながら、
綺麗に石が積み上げられている。予想だにしなかった光景に思わず感動。
「うむ、さすがは天下の名城なり!」
おいおい、さっきまでの思い込みは一体なんだったんだ?(笑)
しばし石垣に見とれながら天守閣へと向かった。
続く