やまびこ停車場

ただいま、過去に投稿した記事の一部を非公開にしております。

津軽冬の旅-その2

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2003年2月 789系「スーパー白鳥」 青森にて


さっ!いざ盛岡から出発だー。

新幹線はやっぱり速かった・・・。
座席についてフィ~と一息ついたと思ったら、すぐに車内アナウンスが。

「まもなく沼宮内です」

えぇー、もうそんなとこまで来たの!?

そりゃそうだ。沼宮内(ぬまくない)まで各駅停車なら6駅30分以上かかっていたのが
新幹線だと僅か1駅13分で着いちゃうんだから。北上するには在来線しかなかった
私にとっては隔世の感だった・・・。大げさに言うとワープだよ(笑)

そんなわけで、あっという間に終点の八戸へ到着。そして「スーパー白鳥」に乗り換え。
こいつは誕生したての新型車両(上の写真)。いやー、早速新車に乗れて実に楽しい。

青森でしばし停車。ここからストーブ列車を目指すには、乗り換えて弘前へ向かい、更に
五能線へ乗り換えて五所川原というところまで行く。
が、私はそのまま乗って北進し、津軽線の終点三厩(みんまや)を目指した。

なぜか?

乗ったことがないから(笑)

津軽もこの世の果て、いや違う、北の果てまで行くとなるとなかなか遠くてねぇ。
今の今まで行けなかったんですよ。

寄り道というには少し遠かったのだけど、頑張って三厩まで行ってきた。
やはり遠かった。盛岡から新幹線・特急・各駅停車と最速パターンで順調に
乗り継いできたのに3時間以上かかったのだから。

んで、到着。せっかくなので北の果て竜飛岬(たっぴみさき)まで足を伸ばす。
北の果てと呼ぶに相応しいとこだった。コンビニなんかありゃしない。それはよい。
しかし商店らしきものが見当たらなかった。いや、あったけどやってなかった・・・。

どーすんだ、私の昼メシ!!

仕方ないので、雪を溶かし、のどの渇きを癒してなんとか生き延びた・・・
ってのは冗談ですが(笑)、自販機の飲料でとりあえずお腹を満たしたのは事実。

まー、そんな訳で最初の目的地、竜飛岬へと向かったのでした。


続く