ちょっと昔の京浜東北線東京駅

１０３系　　※写真はいずれも１９９４年８月東京駅にて

去る１月２４日。京浜東北線から２０９系が引退しましたね。
ネットで写真を見ましたが・・・すんごい人だかり！

過去に数回、さよなら運転を見に行ったことがありましたが、
人の多いことといったら・・・うわー！

のんびりマイペースの私にはどうしても馴染めなくて、
最近はその手のイベントには出かけていません。

さて実は最近、古い写真を取り込み始めました。

ネガを眺めているといろいろ情景を思い出します。
あの頃の「駅」はただいるだけでも楽しい場所でした。

今はカメラが無いと落ち着きません。欲張りになりましたねぇ～・・・

１９９４年当時、京浜東北線は３種の車両がありました。
１０３系、２０５系、そして最近引退した２０９系。これは２０５系ですね。

思い出せば、古株の１０３系よりも新しい２０５系のほうが早く京浜東北線から姿を
消したのには意外でした。

まだこの頃は、列車が見られればそれで十分だった時でして、
東京駅で来る写真を何も考えずに撮っていただけですが、今となっては二度と見られない
貴重な？１コマになってしまいました。

引退した２０９系。

前身の９０１系登場から２年。
まだ盛岡に住んでいて、このときが２０９系と初対面だったので、
２年経っても「新車！」と捉えていました。

ビードのない、つるんとしたステンレス車体が近未来的だな～、と思ったのを記憶しています。

当然ながら「引退」などというものは露ほども考えられなかった頃。
それどころか「『寿命半分』をコンセプトとしながら、延命工事して結局
ン十年使い続けるんじゃないの？」と思ったりもして。

しかしコンセプト通り、あっという間に第一線から退いてしまいましたね。
次代のＥ２３３系はいつまで活躍するんでしょうか？

余談ですが、隣のオレンジは中央線の２０１系。
後ろのクレーンは中央線ホーム高架化工事で、そういや、東北新幹線はホームがまだ
１面しかなかったんだっけ。古い写真を見返すといろんな事を思い出しますね～。