やまびこ停車場

ただいま、過去に投稿した記事の一部を非公開にしております。

都電8500形と初めて見た絶縁継目

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2011年6月  都電8500形 向原付近にて
 
都電8800形
 
東京都交通局にある現存路面電車4形式(7000形、8500形、9000形、8800形)のうちの一つ。
1990年に、荒川線では28年振りの新型車両として登場しました。
 
写真は向原で停まっているところを撮ったものです。
私は、後追い(去って行く列車を後ろから撮るの意味)は良しとしない主義なのですが、車両に対して
真正面の立ち位置だったので、これは特別。
 
上野駅のように線路が行き止まりになっているところは別として、大抵は車両の正面に立つことは
出来ませんから、こういう場面に出くわすと嬉しいものがあります。
 
 
さて、この場所で見つけたもう一つのもの。それはレールの継ぎ目、ん??
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レールとレールの間には、レールが熱膨張で伸びても良いように隙間が設けられていることは
良く知られた話なのですが、これはそれに相違して間に何かが挟まっていますね・・・。
 
なんで?実は私も初めて見る代物。
そこで、調べてみました。どうやら「絶縁継目」と呼ばれるものらしいです。
絶縁継目(ぜつえんつぎめ)とは、鉄道の信号機を制御する軌道回路や踏切道の警報機などの制御区間を設けるために設置されているものである。
 
レールの継目部分は、通常、レールボンドを用いて手前のレールと先のレールを電気的に通電させているが、絶縁継目はこの電気を遮断して物理的に絶縁させているものである。
この絶縁継目を一定の区間ごとに設置して列車の運行を制御している。
初めてついでに言いますと、上は「保線ウィキ」なるサイトを初めて発見し、そこから引用したものです。
その保線ウィキメインページのくだりの一部。
鉄道での主役である列車には、日ごろから注目が集まるが、それを下で支えている線路のことは、あまり一般的に知られていません。

しかし、近年において、次第に高速化される列車が、安全・快適に目的地まで運行するためには、線路の整備(保守と管理)が必要不可欠である。

そんなことで、日ごろからあまり知られていない線路について、それを保守・管理している保線をテーマとした保線ウィキが誕生しました。
素晴らしい主旨ですね。あとでじっくりと読んでみる事にしましょう。
久々に発見した当たり!のサイトでした。